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屋根裏ネコのゆううつ

屋根裏ネコのゆううつ あとがき(的なメモとか何か)

2024年の9月2日に、ふと思い立って(40年越しの重い腰をようやく「どっこらせ」と上げて)書き始めたこのお話は、2025年の3月9日に、一応の結末を迎える事ができたようです、どうやら無事(?)に。
*これも絶対に忘れる気がしましたので、Xにメモしておいたのです ↓

あとがき的なものを書きたいな、とずっと思っていたのですが、続きのお話「II」を書くのが楽しくて楽しくて、ついつい後回しになってしまい、気づいたら今日、これを書いてる今現在は2025年の9月3日です。
月日は百代の過客にして何とやら、書き初めた日からすでに1年が経過していました。
(蛇足的なめも:「月日は百代の云々」を「光陰矢の如し」と混同してました。「月日〜」の方は別に時の流れの早さには触れてないのですね。勘違いしてた;;)
あとがきを後回しにしていた理由はもうひとつあって、たぶん、書き始めたら止まらなくなるのだろうなあという懸念があったため、です。
それでもついにようやく書き始めてみたのは、流石に1年も経ってしまうと、当時の思いやあれやこれやがどんどん薄れて行ってしまい、何だか勿体ないな、という元来の貧乏性に火がついたため、でしょうか。
すでに忘却の彼方へと消え去っている当時のあれやこれやも多々あるはずで、思い出す都度書き足すカタチでも良いから、あとがき的な備忘メモの「場」を用意しておこう、と思い立ったのでした。
ほら、あとがきを書くに至った理由の説明だけで、すでにこの長文ですよ。
すでにご存じの事でしょうけれど、「お話」の方もまったくそれと同様で、何度か(何度も)読み返しては、ちょこちょこちょいちょい書き直したり足したり引いたり日々更新してるのですが、その度に、「なっがいなー」と苦い笑みを浮かべております。
だらだらと、くどくどと、たぶん、自分の文章に自信がないので、あれもこれも思いついた事を全部書いておいて、後で読み返して不用な箇所を消せばいっか、的なずるい考えがあるのだと思います。
いつか思い切って、バッサリ短く切って、すっきりさせて「完成版」みたいな形にしたいな、と密かに画策しておりますが、いつになることやらです。

「屋根裏ネコのゆううつ」というこのお話は、もうはっきりとは覚えていないのですが、高校生くらいの頃には、書きたいな、と思い浮かべていたように思います。
(なので、約40年、頭の中でずっと温め続けていた、というわけです)
タイトルは早々に決まっていて、主人公の少年「キクタ」は高校生か中学生くらい、反抗期のひねくれた眼をした、モヤモヤと内に篭りがちな、一言で云えば暗い子でした。
そのキクタが、ある日突然、意識だけの存在になってしまい、ネコの体の中で目覚めるところから始まる、という、わりと(かなり?だいぶ?)陰鬱で退廃的な終末感の漂う暗めなお話でした。
何度か書きかけては頓挫していたのは、その暗さに参ってしまったり、主人公のキクタが何というか、ひねくれてて可愛くないので、書いてて楽しくない、というのが最大の理由だった気がします。
そのキクタが幼い頃に、Jという不思議なあだ名のやせっぽちの女の子と出会う、という今回のお話は、過去のエピソードのひとつ、くらいに、なんとなく考えていたものでした。
当時ひねくれた少年だった私が、同じようなひねくれた少年のお話を書こうとする事自体が、そもそも無理な話、だったのかもしれません。
ひねくれ者同士のケンカ別れのような形で、お話は完成せずに、ずっと頭の片隅で、温められ続けていた、というわけです。

長い長い時が流れ、ふと「書いてみようかな」と思い立った時に、どうせなら可愛いお話が書きたいな、と、これもなんとなく思ったのです。
童話のような、児童小説のような、あるいは絵本のような、やさしくて健気で可愛らしいお話がいい。
最近、歳のせいでしょうか。道ですれ違う元気な子供の声が耳にとても心地良くて、可愛い子供のお話がいいなあ、と「なんとなく」考えて思い出したのが、
キクタとJとの出会いのエピソード、です。
いっその事、そこから始まるお話にしてしまったらどうだろう、と書き始めてみたところ、止まらなくなりました。
(おもに、JとLが可愛くて可愛くて、です。娘のように、いえ、孫のように、かな^^)

高校生の頃は、ノートに鉛筆で(シャーペンかな)せこせこと書いていたものでしたが、時代は遥かに進んで今やパソコン時代になりました。
仕事柄、毎日ぴこぴこキーボードを叩いておりますし、ホームページやブログを立ち上げるのも、まあ、同年代のおじさん達の中ではわりと得意な方だと思います。
ブログ形式で始めてみたのも正解だったようで、文字数を自動でカウントしてくれますし(と云って、各章の文字数は見事にばらばらなのですけれど;)、
ざっくりまとめてカット&ペーストで移動したり、とにかく「ノートとシャーペン時代」と比べたら、環境面でも飛躍的に便利に書きやすくなってくれてたのも幸いでした。
おかげで、止まらない長文癖に、さらなる拍車がかかってしまったのかもしれませんが。。。

ざっくりまとめてカット&ペースト、と云えば、最終章の「arcana」が最たるもので、一度最後まで書き終えてから、結局三度、書き直しています。つぎはぎしながら、ほぼ全体を、です。
ブログの日付を見ると、2015年の2月上旬から、一応の結末を迎えた3月9日まで、ほぼ一月、あーでもないこーでもないとこねくり回し書き直していたようです。
元々、何年も頭の中で温めていましたので、大筋のお話の流れは決まっていました。
場面場面、いくつかの(いくつもの?)書きたいシーンというのもすでに頭にあって、それをお話の筋に合わせて振り分けて、いい感じに並べたり入れ替えたり、というわりとざっくりとした、いい加減で手探りなカタチで書いてます。
(きちんと大学とか行って、しっかり文学や文章についてお勉強しておけばよかったなあ、と書きながら何度思った事かしれません;)
最終章の「arcana」は、まさにそれで、頭にあったお話のカタチで書き終えてみたところ、「あれ、これはぜんぜん面白くないのでは」と、愕然としました。
最後、ロリポリの上でキクタの体が待っていて、辿り着いた子供達に向かって「よく来たな」と大仰で芝居がかったセリフを云う、
その場面のイメージは明確に頭の中にあって、そこに向かって突き進んでいたはずだったのですが、問題はその後のラスト、でした。
最初に書き上げたお話では、延々とキクヒコの語りで終わるのです。「実は君たちはこれこれこーで、ロリポリというのはあれで、この場所にはこーいう謂れがあって、えーとそれから」、みたいな。・・・なにそれ、説明書?かな。
しかもキクヒコは記憶の大半を失ってるので、説明が曖昧であちこち欠けているものですから、ガブリエルに散々文句を云われながら、です。
(ちなみに、キクヒコという名前も、ン十年前の構想時点ですでに決まってました。中学時代の友人の名前から、「キク+ヒコ」と拝借したものですが、名前をお借りしただけで、人物像のモデルとかではありません。ぜんぜん違います。キクヒコの中身で云えば、たぶん、私が一番、モデルとしては近いんじゃないかと思います。身勝手で思い込みが激しくて、一人で勝手に突っ走った挙句、トラブルばかり巻き起こすところとか、特に;)
延々だらだら引っ張っておいて、説明書みたいなラストで終わり?というのはあまりにも酷いですし、何よりキクヒコさんが可哀相でしたので、机の引き出しをひっくり返すように、何かなかったかなーと、過去に書き散らしていた残骸やらメモ書きやらを引っ掻き回して、何度かの書き直しを経て、どうにか、あのカタチになりました。
まだ少し、無理矢理終わらせた感がなきにしもで、それをどうにかしようと「II」を描き始めた、というのもあります。

現在、「II」の終盤を書いているのですが、これもまた長いです。「II」は特に、「もう書きたい事を好きなよーに書いてみよー」という思いで始めたところもあるので、余計に、でしょうか。
で、次に「III」があって、その後で、当初、頭の中にあった暗いお話、中学生になった反抗期のキクタの「本編(仮)」がいよいよ始まる(予定)です。
と、予告をするといつまで経っても書かない、という悪しき前例があるのですが・・・;
さすがにもう、何十年も温めることは出来なさそうですので、早めにささっと、生きてるうちに書き終えたいなと思っています^^

あとがきで、語りたい事は実はまだまだあるのですが、(ヌガノマの名前の由来とか、工事現場の塀の話とか、アイとルリおばさんの話とか…)キリがありませんので一旦この辺りで終わりましょう。
長々と、ヘタクソでだらだらとした文章にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。
そのやさしさに、心から感謝いたします。

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